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タワマンに国際会議場 川崎の武蔵小杉

話題 神奈川新聞  2018年04月17日 02:00

「川崎市コンベンションホール」の多目的ホールで行われた開館記念式典=中原区小杉町2丁目
「川崎市コンベンションホール」の多目的ホールで行われた開館記念式典=中原区小杉町2丁目

 川崎市内初の本格的なコンベンション施設となる「川崎市コンベンションホール」が16日、武蔵小杉駅北側の中原区小杉町2丁目地区の超高層マンション内にオープンした。国際会議や講習会、展示会などの利用を想定し、関係者は「国内外の文化、科学の発信拠点になってほしい」と期待している。

 同ホールは駅から徒歩4分の距離にある。53階建てマンションを開発した三井不動産レジデンシャルとJX不動産が地下1階と、地上1、2階の一部計約3千平方メートルの区分所有権を寄付し、市が約12億円を投じて内装を施した。

 最大千人規模を収容できる多目的ホール(床面積921平方メートル)のほか、38~44平方メートルの会議室4室とパネル展示などができる休憩スペース(412平方メートル)などで構成。多目的ホールは間仕切りで分割して使用できる。

 同駅前では宴会場を備えたホテルが2007年に閉鎖したこともあり、産業界や医師会から施設整備の要望が市に寄せられていた。大型の会議は、都内や横浜市内の施設を選ぶ傾向があるだけに、東京、横浜のいずれからも近い川崎の地の利を生かし、開催件数をどこまで増やせるかが注目されそうだ。

 施設は、業界最大手のコンベンションリンケージ(本社・東京)が指定管理者として運営。同社は16年に三重県志摩市で開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)などの運営実績を持ち、利用相談やコンベンション誘致でもノウハウを発揮していく。

 関係者約430人が出席した16日の開館記念式では、福田紀彦市長が「人、知識、情報、モノが集まり、イノベーション(技術革新)を生み出す場となれば。市民、企業、研究者に親しまれ、素晴らしいコンベンションがこの地で行われることを期待したい」とあいさつ。文化勲章受章者で東京理科大前学長の藤嶋昭氏が記念講演を行った。

 午前9時から午後10時まで多目的ホールを使った場合の利用料は約92万円。市内企業、研究機関が利用する場合は割引料金もある。


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