関東学院大の連続公開講座「関内学」が2月28日、ヨコハマNEWSハーバー(横浜市中区)で開かれた。今回は、横浜を拠点に130年以上にわたりユリの球根や寒天を主力商品として貿易業を営んできた新井清太郎商店の新井英輔社長(76)が「変遷や発展から未来の関内の在り方」と題して講演した。
新井社長は、学生ら参加者を前に、同社が発展してきた歴史や当時の関内の様子、これまでのまちづくりの移り変わりを解説。さらに、まちづくりをこれから担う人についても「自分からさまざまな経験を積むことが大切。多くの体験を通して自分を磨いてほしい」と期待を寄せた。
関内学は4回目の開催。2022年4月に予定している関東学院大の横浜・関内キャンパス開設を記念し、横浜・関内エリアの文化や伝統を生かしたまちづくりを次世代に継承する狙いで、21年度末までに計8回の講演を予定している。