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着物で観光楽しんで 川崎、「街歩き」活動が3年目

話題 神奈川新聞  2018年04月12日 02:00

着物で川崎大師などの街歩きを楽しむ参加者ら
着物で川崎大師などの街歩きを楽しむ参加者ら

 2020年の東京五輪・パラリンピックなどを見据え外国人観光客らに魅力ある観光都市・川崎を目指そうと、着物の着付士らによる「きもので街歩き」活動が3年目に入った。地元商店などの協力で、川崎大師(川崎市川崎区)門前に拠点も設け、「きもの文化を見直してほしい」と活動の輪を広げている。

 東京・浅草寺や京都の名刹(めいさつ)周辺などでは近年、着物姿で散策や写真撮影を楽しむ訪日外国人(インバウンド)が急増。川崎でも着物の良さを広く知ってもらおうと、みやうち着物学院(中原区)や中央着付士能力開発協同組合(同)が中心となって、16年3月に着物姿での街歩きイベントを月1回(第4日曜)ペースで開始した。

 市観光協会や市国際交流協会の協力で、毎回外国人ら十数人が参加。国籍も米国やドイツ、ベトナムなど多様で「日本に来たのだから、着物姿になってみたかった」とのインバウンドらのニーズを捉えて好評だ。リピーターも少なくないという。

 昨夏には、くず餅店の住吉(川崎区)から川崎大師の仲見世通り入り口近くの社員研修所の建物を借り、着物散策の拠点となる「大師変身館」を開設。毎月第3土、日曜には同館で着付士(72)らが衣装の貸し出しや着付けなどを行っている。

 このほか、川崎駅東口の商業施設「ラ チッタデッラ」やホテル「オンザマークス川崎」が昨夏始めた着物イベントともコラボレーションするなど、着物を通じた地域連携が進んでいる。

 同学院の学院長は「東京五輪を前に、外国人観光客への魅力づくりの一つにしたい。着物で歩くと気持ちや景色の見え方も変わる。着物や川崎の魅力を再発見してもらえればうれしい」。3年目に入った18年度は、中原街道史跡巡り(5月)やアジサイ寺として知られる妙楽寺参詣(6月、多摩区)なども計画。22日には25回目の街歩きを川崎大師周辺で行う。新選組隊士や町娘に変身し、中国庭園の瀋秀園(川崎区)などを散策する。参加費は2500円(昼食・保険料など)で貸衣装は別途2500円程度必要。問い合わせは同学院電話044(740)2656。


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