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県議会「民進・立憲」3分裂へ 統一選向け「政治的判断」

政治行政 神奈川新聞  2018年04月10日 02:00

県議会
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 県議会の第2会派「かながわ民進党・立憲民主クラブ」の分裂を巡り、最終的に3会派に割れる公算が大きいことが9日、関係者への取材で分かった。第4会派「県政会」も3人が離団する方向で検討していることが判明。離団や新会派に絡む届け出は10日に議長に提出され、同日開かれる会派間協議の場で報告される見通し。来春の統一地方選を見据え、民進系県議を中心に県議会の構図が大幅に変わりそうだ。

 かながわ民進党・立憲民主クラブは、第1回定例会最終日(3月23日)の団会議で、26人の県議団が18人と8人の2グループに分派する方針を示していた。立憲民主党の入党者らを軸にまとまるグループは当初18人だったが、うち1人が1人会派として活動する意向に転じたため、17人となる。8人のグループは支援組織「連合神奈川」の組織内議員らを中心に新会派として届け出るとみられる。

 一方、県政会は所属議員9人のうち3人が離団する見通し。それぞれ1人会派を結成し、「政党や会派に縛られない議会活動」(県政会県議)を模索している。3人のうち1人は民進党所属で、国政で進む希望の党との新党構想を見据えた動き。別の1人は次期県議選への不出馬を視野に、しがらみのない環境で残りの任期を務める意向を示している。

 県議選まで残り1年となり、多くの民進系県議が選挙区事情や支援組織などを考慮した「政治的判断」で所属会派を選別。ただ国政での野党再結集の動きは見通せず、流動的な状況は今後も続きそうだ。


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