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三浦大輔氏と桧山進次郎氏も
高田繁GMと斉藤明雄氏が対戦 ハマスタ開場40周年で「1打席対決」

ベイスターズ 神奈川新聞  2018年04月03日 13:59

1978年4月4日の先発オーダー
1978年4月4日の先発オーダー

 本拠地・横浜スタジアムの開場40周年に合わせ、横浜DeNAは4日から始まる阪神2連戦の試合前に、往年の名選手による「1打席対決」を行う。初日は1978年のこけら落としで対戦した斉藤明雄氏(元横浜大洋)と高田繁ゼネラルマネジャー(GM、元巨人)が登場。2戦目では98年に火花を散らした三浦大輔氏(元横浜)と桧山進次郎氏(元阪神)が対決する。球団幹部が一肌脱ぐ異例のイベントへ高田GMが思いを語った。


40年前の思い出を語る横浜DeNA・高田繁GM =横浜スタジアム
40年前の思い出を語る横浜DeNA・高田繁GM =横浜スタジアム

 40年前の4月4日、巨人の主力として横浜スタジアムに初めて足を踏み入れた高田GMは衝撃を受けたという。「広いし、フェンスは高いし。こんな球場でホームランなんか出るわけない」

 斉藤氏との対戦には苦い思い出が浮かぶという。自らは4打数2安打をマークしたが、柴田、張本、王ら強打者を擁した巨人打線は1失点完投を許し、横浜大洋が勝利を飾った。

 「彼はエース。特にスライダーには苦労させられた。俺は真っすぐが大好きで、変化球がからっきし打てない。お客さんからやじられたなあ」


横浜大洋時代に先発、抑えとして活躍した斉藤明雄さん
横浜大洋時代に先発、抑えとして活躍した斉藤明雄さん

 外野の名手として知られた高田氏も当時は三塁手。現役を退く2年前だった。「彼(斉藤氏)を攻略するために、コーチが『全員であのスライダーを狙っていけ』って。狙って打てるならはじめから打ってるんだよ」

 球団職員からイベント登場を打診された当初は、始球式に登板すると思い込んでいた。のちに1打席対決と明かされ「馬鹿もん。ボールが見えるわけないだろう」と一度は突き返したが、ファンや球場への思いから引き受けたという。「横浜でお世話になっている。何かの縁や。歴史ある球場の節目。お客さんに喜んでもらえれば」

 春季キャンプ中も打撃投手を務めるのが日課だった72歳は「もう目と足が駄目だから…。ただ当時のユニホームを着るからね」と戦闘モードだ。

 斉藤氏が「思い出の詰まった球場。節目に盛り上がってくれれば」と話せば、三浦氏も「歴史を大事に紡いでいってほしい」と応じる。多くの選手とファンに愛されたハマスタが未来への新たな一歩を踏み出す2日間となりそうだ。


横浜時代の先発陣を支えた三浦大輔さん
横浜時代の先発陣を支えた三浦大輔さん

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