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小学生と園児が共に
教室に行こう 秦野市立上幼稚園(秦野市柳川)

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神奈川新聞  2004年06月06日公開  

列が切れないように
列が切れないように

 3月8日。上(かみ)幼稚園の4、5歳児と上小学校1、2年生の合同の運動遊びの時間。

 2017年度から上幼稚園は、上小学校の校舎内に併設となった。その利点を生かし、幼稚園と小学校が連携した活動が行われている。毎月1回の運動遊びでは、地域の人たちが講師となり指導に当たってきた。今日が本年度の最後の活動となる。

 体育室には小学生と園児が6、7人の混合チームをつくり、列を整えてきちんと座っている。小学生の姿をまねして園児たちも背筋をピンとさせている。

 「みんな格好よく整列できているね」という講師のほめ言葉が、子どもたちのやる気を引き出していく。

 準備体操でしっかり体がほぐれた頃、講師から「チームごとに電車になって競争するよ」と声が掛かった。子どもたちは、前の子の肩に手をかけて電車のようにつながっていく。

 「あれっ、届かない」「これじゃ、すぐに切れちゃうよ」「もっとくっつけばいいんじゃない」「前に詰めようよ」と、チームごとに作戦会議が始まった。

 先頭は、2年生。チームのみんなが離れないようにうまく引っ張っていく。後ろの園児は、小学生に付いていく。一人一人が協力しなければ列は切れてしまい、ゴールまでたどり着けなくなってしまう。うまく言葉を掛け合うことはできないけれど、それでもやっている内にだんだんと気持ちが通じ合っていく。

 どのチームも列が切れないように、みんな一生懸命つながり、前へ前へと、進んでいく。すべてのチームが列を切らさずにゴールすることができた。

 園児は、小学生の思いに応え、小学生は園児の懸命の努力をたたえている。どこか誇らしげだ。

 「次の運動はできるかな」という講師の言葉に「やってみる」と元気よく、前向きに運動遊びに挑戦する子どもたち。どの子どもたちも、心身がどんどん軽やかになっていく。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


小学生の姿をまねして
小学生の姿をまねして

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