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ドローン・AIで救える命、捜せ 二宮の中学生が体験授業

話題 神奈川新聞  2020年02月27日 07:00

タブレット端末で空撮画像をチェックし、判断結果を入力する生徒たち=二宮中
タブレット端末で空撮画像をチェックし、判断結果を入力する生徒たち=二宮中

 二宮町二宮の町立二宮中学校で26日、ドローンと人工知能(AI)を使った人命救助の体験授業が行われた。3年生116人が、ドローン開発会社「ロックガレッジ」(茨城県古河市、岩倉大輔社長)が開発した人命捜索システムを用いて山岳遭難者を“捜索”。先進技術の有効活用策に理解を深めた。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託で同社が開発したシステムは、ドローンから送られる映像や位置情報を基にAIが人影を発見して捜索関係者と情報を共有する。「アノテーション」と呼ばれる注釈付けを不特定多数の人がすることでAIが学習し、より映像の解析精度が高くなる。現在、実用化を目指して広島県内で試験導入しているという。

 この日の授業では、生徒の一部がドローンを操縦した後、10人前後のグループに分かれてタブレットを使ったアノテーションを体験した。吾妻山でドローンが撮影した空撮画像を見ながら、遭難者に見立てた人物の候補について「明らかに人」「人のように見える」「人のように見えない」「明らかに人でない」の4段階で判断結果を入力。最終的により正確な捜索ができるようになった。

 参加した村越悠希さん(15)は「機械に興味があるので楽しかった。岩倉社長が10代の時、自力でプログラミングに挑戦したという話も面白かった」と話していた。


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