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救急隊員が同僚の首に血圧計、失神させる 川崎市が停職

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年2月26日(水) 20:42

 同僚の消防隊員の首に電動の血圧計の帯を巻いて加圧し、失神させたとして、川崎市消防局は26日、宮前消防署の男性消防士長(29)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。消防士長は「悪ふざけでやってしまった。失神するまで加圧できるとは思わなかった」と話しているという。

 市消防局によると、救急隊員だった消防士長は昨年10月2日、救急車内で資機材の点検を実施。首でも血圧が測れるか興味を持ち、近くにいた男性消防士長(35)の首に太もも用の血圧計の帯を巻いて加圧したところ、失神してしまった。失神は一瞬で、すぐに意識は戻った。

 2人は事を荒立てたくないとして上司に報告しなかったが、12月5日に匿名の「市長への手紙」が寄せられて発覚。同消防署の聴取に2人とも事実を認め、失神した消防士長は「ある程度絞まったら止めてくれると思っていた」と話したという。

 原悟志消防局長は「市民の生命・身体・財産を守るべき消防署員として誠に不名誉な行為で、市民に心から深くおわびする」とコメントした。

 
 

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