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スマホで障害者割引 手帳代替アプリ、県立施設で活用へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年2月26日(水) 05:00

スマートフォンアプリ「ミライロID」の見本画面(ミライロ提供)
スマートフォンアプリ「ミライロID」の見本画面(ミライロ提供)

 県は25日、スマートフォンアプリに取り込んだ障害者手帳の情報で、手帳と同じ優待サービスを受けられる取り組みを一部の県立施設でスタートさせると明らかにした。紙製の折り畳み式手帳を窓口などで提示する手間や心理的負担を取り除き、利便性を向上させることが目的。3月末までの導入を目指しており、都道府県では全国初の試みという。

 アプリはミライロ(大阪市)が開発した「ミライロID」。撮影した障害者手帳の内容が登録され、協力事業者の交通機関や商業施設などで画面を見せると、手帳と同様の割引などが受けられる。障害者、事業者とも無料で使用できる。同社によると現在約7千人が利用しており、40社ほどが協力しているという。

 県障害福祉課によると、本年度中にも県立の博物館や美術館での先行活用を開始。施設の窓口に周知し、障害者手帳と同等の優待サービスを提供する。利用上の問題点がないことが確認できれば、「他の県立施設での利用拡大も検討する」という。

 25日の県議会本会議で、大村悠氏(自民党)の一般質問に答えた。

 
 

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