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「恩をあだで返した」相模原連れ去り 被告に懲役14年判決 横浜地裁

社会 神奈川新聞  2018年03月27日 12:55

 相模原市緑区の塗装業の男性=当時(37)=が自宅前で連れ去られて後に死亡した事件で、男性に多額の預貯金があることなどを実行役に伝えて共謀したとして、逮捕監禁致死や詐欺などの罪に問われた男(38)=同区=の裁判員裁判の判決公判が26日、横浜地裁であり、松田俊哉裁判長は懲役14年(求刑懲役18年)を言い渡した。

 公判で被告は、同事件で懲役15年の判決が確定した受刑者の男(40)らとの共謀を否定したが、松田裁判長は同受刑者らの証言の信用性を認定。当時男性の経営する会社の従業員だった被告の情報を基に、男性から金品を奪う計画が練られ、実行されたとした。その上で「被告は幼なじみだった男性に厚遇で迎えられていながら、恩をあだで返す形で犯行に及んだ」と指弾。「同受刑者と対等な立場で計画を立案し、果たした役割は重大」とした。

 判決によると、被告は2016年12月、同受刑者らと共謀し、男性からキャッシュカードなどを詐取。現金の引き出しに失敗した後の17年1月には男性を自宅近くの駐車場で車に押し込んで監禁し、男性の太ももを刃物で刺して失血死させた。


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