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オープン戦・横浜DeNA8-4西武
自慢の強打上向き 3月24日・西武戦

ベイスターズ 神奈川新聞  2018年03月25日 02:00

写真左から、ロベス、筒香、宮崎
写真左から、ロベス、筒香、宮崎

【フルマーク】開幕に向けきっちり


 主砲筒香の打球に鋭さが戻ってきた。オープン戦31打席目で初の適時打を放ち2打点を挙げる活躍。不振だったロペス、宮崎もそろって2打点と、リーグ屈指の中軸が開幕に合わせてきっちり仕上げてきた。

 効果的な攻撃は三回だ。右前打の桑原に大和の犠打が失策を誘って無死一、三塁。筒香が外角高めの直球を振り抜くと、強烈なライナーで中越え二塁打に。ロペスが内野安打で続き、宮崎も右中間三塁打を放つなど4点を奪った。1番桑原から4番ロペスまでが打率1割台と低調だが、打線は上向きつつある。

 今季は「打線が線になった」(宮崎)という2番大和の存在が大きい。機動力と破壊力を兼ね備えた攻撃に、筒香も「こうした野球ができれば点が入る確率が高くなる」とうなずく。

 待望のアーチはまだ描けていないものの、自身の状態についても「初打点? 全然気にしてないです。感覚的には順調です」。新たな打撃フォームを試行錯誤し、実戦を重ねるごとにスイングの力強さを増してきた。指揮官も「今日はアグレッシブだったね。明日はもっといい結果になるよ」と全幅の信頼を寄せる。

 25日は最初で最後となる本拠地でのオープン戦。筒香は「今まで通りやればいい状態で開幕を迎えられる」、宮崎も「コンディションをどんどん上げるだけ」。ファンを安心させるような打棒を見せてほしい。

終盤「理想の得点」体現


 ラミレス体制で掲げてきた「理想の得点シーン」を、開幕直前に体現した。足と小技を絡めた終盤の2得点に、指揮官は「まさにスモールベースボールだね」と満足げだった。


【西武-横浜DeNA】7回表横浜DeNA1死一、三塁。桑原のスクイズで三走宮本が8点目のホームイン
【西武-横浜DeNA】7回表横浜DeNA1死一、三塁。桑原のスクイズで三走宮本が8点目のホームイン

 2点リードの七回、ドラフト2位神里(日本生命)、同7位宮本(パナソニック)の俊足新人コンビがそろって盗塁を決め、チャンスを広げる。1死二、三塁から倉本の適時打でまず1点。さらに一、三塁で桑原にはベンチから「1点」に執着するサインが送られた。

 求められたセーフティースクイズを初球でこともなげに成功(記録は犠打野選)。昨季も8月10日のヤクルト戦でサインに応え、追加点をもぎ取ったリードオフマンは「シーズン中も求められると思う」と果たすべき役割を理解している。

 作戦に携わる青山ヘッドコーチも「今までにない攻撃のパターン。今はそこを目指しているからね」と評価。宮本は「生き残るためにも足をアピールしたい」、3四球の神里も「出塁すれば足を生かせる」。新旧の戦力が融合し、多彩な攻め手が生まれつつある。

井納、中継ぎ起用か


 横浜DeNAの先発投手陣の一角を担ってきた井納翔一投手(31)が、今季は中継ぎで起用されることが24日、濃厚になった。首脳陣は一昨年から2年連続で規定投球回に到達したタフネスぶりを評価。救援陣の層を厚くしシーズン開幕を迎える。


【西武-横浜DeNA】3回裏2死。2者連続の四球で満塁となり肩を落とす横浜DeNA・バリオス
【西武-横浜DeNA】3回裏2死。2者連続の四球で満塁となり肩を落とす横浜DeNA・バリオス

 ラミレス監督は同日の西武戦前に「井納を先発にすべきか、リリーフにすべきか明日(25日)話したい。チームにとってベストな決断でも、選手にとっては期待していないこともある。すり合わせたい」と配置転換を示唆。チーム関係者もこの方針を認めた。

 指揮官はセットアッパーにパットン、クローザーに山崎を指名。勝ちパターンで両投手の前のイニングを担う救援投手として、ベテラン右腕の起用を想定しているとみられる。井納は23日にイースタン・リーグ日本ハム戦に先発して4回2失点だった。

 チームは開幕直前に今永、浜口、ウィーランドと先発陣に故障者が続出しているが、指揮官は「今は若手が踏ん張って開幕ローテーション入りを争っている」と現状の認識を示した。

 井納は入団1年目の2013年から昨季まで5年間、先発ローテーションの一角を務めた。14年には11勝(9敗)を挙げたが、以降は3年間で計18勝止まり。昨季は日本シリーズで中継ぎとして2試合に登板し、無失点に抑えていた。

ラミちゃん☆ゲッツ


 「バリオスは三回は後手に回ったが全体的に良かった。外国人枠のことも考えないといけないが、開幕ローテーション入りへ一歩進んだかな」

三回悔やむバリオス


 6回4失点の新外国人バリオスは「ランナーを背負っても自分のリズムで投げられるようにしたい」と、崩れた三回を悔やんだ。

 先頭メヒアにソロ本塁打を浴び、2死を奪ってから制球を乱した。3安打に2四球を挟んで3失点。ただ、この回を除く5イニングを散発2安打にとどめた。

 ここまでの実戦で、直球主体の配球では10回7失点、ツーシーム主体では5回無失点と結果が分かれている。開幕ローテーション入りについてラミレス監督は「100パーセント入るとは言い切れないけど、一歩前進したね」と評価。開幕2戦目の先発が有力になった。


【西武-横浜DeNA】3回表横浜DeNA無死一、三塁。宮崎が右中間に適時三塁打を放ち4点目を挙げる
【西武-横浜DeNA】3回表横浜DeNA無死一、三塁。宮崎が右中間に適時三塁打を放ち4点目を挙げる

3回表横浜DeNA無死一、三塁。筒香が中越えの先制適時二塁打を放つ
3回表横浜DeNA無死一、三塁。筒香が中越えの先制適時二塁打を放つ

6回表横浜DeNA2死満塁。ロペスが勝ち越しの中前適時打を放つ =メットライフドーム
6回表横浜DeNA2死満塁。ロペスが勝ち越しの中前適時打を放つ =メットライフドーム

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