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維新の志士の書簡展示 二宮の徳富蘇峰記念館

話題 神奈川新聞  2018年03月25日 02:00

ケースに展示されている直筆の手紙。勝海舟、田中光顕、アーネスト・サトウからのものが並ぶ=徳富蘇峰記念館1階
ケースに展示されている直筆の手紙。勝海舟、田中光顕、アーネスト・サトウからのものが並ぶ=徳富蘇峰記念館1階

 二宮町二宮にある徳富蘇峰記念館が今年いっぱい、明治維新150年記念企画として「維新の志士12人からの手紙展」を開催中だ。3カ月ずつ4期に分け、記念館所蔵の蘇峰宛て書簡から維新と明治政府に深く関わった12人をピックアップし、3通ずつ展示。合わせて蘇峰のコレクションから「西郷隆盛愛用の外套(がいとう)」も通年展示している。

 31日までの第1弾の手紙の主は、江戸開城の功労者勝海舟、土佐出身の政治家田中光顕、英国の外交官アーネスト・サトウ。勝は新島襄が亡くなったことへのお悔やみをつづり、田中は西郷50回忌の追善を考えていた蘇峰に西南戦争でその首級と対面した思い出を披露。サトウの手紙は英語の筆記体で、蘇峰に頼まれた書籍についての心当たりを中国の北京から書き送ったものだ。

 4~6月は伊藤博文、西園寺公望、元田永孚、7~9月は山県有朋、井上馨、陸奥宗光、10~12月は大隈重信、渋沢栄一、グイド・フルベッキの手紙を紹介する予定。


西南戦争で西郷隆盛が着用していたと伝わる外套も展示されている
西南戦争で西郷隆盛が着用していたと伝わる外套も展示されている

 通年展示の外套は、西郷が西南戦争で着用したものと伝わる。九州・熊本出身の蘇峰が西郷を敬愛していることを知る人が太平洋戦争後の混乱期に入手し、蘇峰に贈呈。喜んだ蘇峰は外套をまとった記念写真を残している。

 企画展示は、記念館1階の常設会場で。入館料は一般700円。2階では特別展「相模湾沿岸地域ゆかりの名士(湘南編)」を同時開催。月曜休館(祝日の場合は翌日)。詳細は同記念館電話0463(71)0266。


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