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死亡女性と同室の2人も感染 相模原中央病院、症状は安定

社会 | 神奈川新聞 | 2020年2月20日(木) 05:00

相模原市役所
相模原市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、相模原市は19日、死亡した80代女性の入院先の一つ、相模原中央病院(同市中央区)で、同じ病室に入院していた80代と70代の男性2人の感染が新たに確認されたと発表した。症状はともに安定しているという。18日には横浜市に住むタクシー運転手の感染も判明しており、県内の感染者は8人になった。

 相模原市によると、80代の男性は6日に消化器系疾患で入院し、17日に肺炎と診断された。呼吸機能が低下し18日に検査を実施したところ、陽性だった。入院時間は死亡した女性が転院した2時間後だった。

 70代の男性も消化器系の疾患で10日に入院。14日に発熱したが、同室の80代の男性の感染が判明したことから18日に検査を受けた。

 同病院では、40代の女性看護師も感染。男性2人と死亡した女性の病室は同じフロアだったが、約20メートル離れていた。女性看護師は2人を担当していなかった。

 市は18日に女性や看護師と接触した患者ら69人の検査結果は陰性と発表したが、2人は対象外だった。市は院内感染が広がっている可能性があるとみて、19日に2人と同じフロアで検査未実施の入院患者17人、スタッフ23人を検査した。

 一方、県と横浜市は18日夜、同市内に住む60代の男性タクシー運転手の感染が確認されたと発表した。男性は重症の肺炎で、人工呼吸器を装着。県外でタクシー業務に従事しており、「中国の方を乗せた」と医師に話していたという。

 
 

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