他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 視覚障害者の「課題」共有しよう 23、24日に川崎大会

視覚障害者の「課題」共有しよう 23、24日に川崎大会

社会 | 神奈川新聞 | 2020年2月20日(木) 05:00

かながわサイエンスパーク(KSP)=川崎市高津区
かながわサイエンスパーク(KSP)=川崎市高津区

 日本視覚障害者団体連合関東ブロック協議会の川崎大会が23、24の両日、川崎市高津区のかながわサイエンスパークで開かれる。視覚障害者が日常生活を送る中で直面する課題について話し合い、社会の理解が深まるよう情報を発信していく。

 1都7県、13団体の視覚障害者約300人が集まり、23日は生活や職業、コミュニケーション、代筆といったテーマごとの分科会で意見を交わす。24日は同行援護制度の充実や代筆・代読サービスの必須制度化など14項目の大会決議案を採択する予定。

 大会事務局を努めるNPO法人・川崎市視覚障害者福祉協会の舩橋光俊副会長は「スマートフォンの音声アプリを使いこなしている人もいれば、そうしたアプリの存在自体を知らない人も多い」と視覚障害者の中での情報格差の問題を指摘。「ホームドアが普及した一方で、セルフレジなどでは私たちは置き去りにされている」とも話し、大会ではこうした問題について晴眼者とも情報共有する。

 同協会の武村桂子副会長は「今年はパラリンピックの年だが、一過性ではなく、恒常的に障害者への理解を深めていってもらいたい」としている。

 
 

障害者支援に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング