2020春季キャンプ
今永 尽きぬ探〝球〟心 ヤクルトと練習試合
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年2月19日(水) 05:00
横浜DeNAの春季キャンプ第4クール第1日は18日、沖縄県浦添市の「ANA SPORTS PARK浦添」でヤクルトとの練習試合が行われ、0─1で敗れた。
2年連続の開幕投手を目指す今永が2回をソロ本塁打のみの1点に抑え、今季初の対外試合で上々のスタートを切った。
打線は4安打と元気がなかったが、柴田が右越え二塁打を放つなど攻守で存在感を放った。新外国人オースティンも1安打1四球とアピールし、ラミレス監督は「キャンプ前に映像で分析した時よりもフォームが良くなっている」と評価した。
「改善の余地」も大役着々
今季初実戦で浴びたソロ本塁打からも、探究心旺盛な今永は新たな学びを得たに違いない。「失点はしたけど、まだまだ改善の余地はある」と前向きに捉える。
痛打されたのは甘いカットボール。変化球の精度はこれから高めていく段階だが、「実戦では配球が増える球なので投げたかった」と捕手戸柱のリードに3度首を振る場面も。キャンプで追求してきた生命線の直球には威力があった。