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【震災から7年】ペットと避難、命守って NPO法人が絵本出版へ・小田原

話題 神奈川新聞  2018年03月11日 14:33

絵本「君とずっと一緒にいたいから」に使われる挿絵(防災総合ペット育成協会提供)
絵本「君とずっと一緒にいたいから」に使われる挿絵(防災総合ペット育成協会提供)

 大規模災害時に飼い主とペットが一緒に難を逃れる「同行避難」。その普及・啓発に取り組むNPO法人「防災総合ペット育成協会」(小田原市桑原)が、動物の命の尊さを伝える絵本の出版に取り組んでいる。東日本大震災では多くのペットも犠牲になっており、協会は「子どもたちにも、ペットの命に対する責任や、その命を守るための準備の大切さを知ってもらいたい」と話している。

 絵本のタイトルは「君とずっと一緒にいたいから」。震災に襲われた主人公の犬が、飼い主を探しに家を飛び出して迷子になり、名札なども付けていなかったため、誰にも引き取られずに独りぼっちになってしまうというストーリーだ。最後に主人公を通し、「僕に名札や(マイクロ)チップを付けてください。(中略)きっと君の元に帰れるから」などと呼び掛ける。

 東日本大震災発生後、仙台市内で被災地支援に汗を流したボランティアから聞き取った話を基に、中川都子理事長が物語を考え、絵も担当した。

 絵本は全16ページで、9月1日の防災の日に千部を出版し、うち200部ほどを西湘地域の小学校や幼稚園などに無料配布する予定。協会は30日まで、クラウドファンディング(CF)で出版費用60万円を募っている。協会のホームページで、ストーリーを朗読する動画を見ることができる。

 問い合わせは、協会電話0465(39)1313。


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