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登録有形文化財に 横浜・旧長濱検疫所一号停留所

カルチャー 神奈川新聞  2018年03月10日 10:37

旧長濱検疫所一号停留所の外観。右側が談話室の出窓(横浜検疫所提供)
旧長濱検疫所一号停留所の外観。右側が談話室の出窓(横浜検疫所提供)

 文化審議会は9日、栃木県日光市の旧東照宮宝物館や、山梨県身延町の久遠寺祖師堂など、28都府県196件の建造物を登録有形文化財にするよう、林芳正文部科学相に答申した。近く答申通り告示され、建造物の登録有形文化財は1万1886件になる。

 神奈川県内からは横浜市金沢区の旧長濱検疫所一号停留所(現厚生労働省横浜検疫所検疫資料館)が選ばれた。答申通り告示されると、県内の建造物の登録有形文化財は242件(別の未告示分も含む)、同市内では40件になる。

 同停留所は、コレラのまん延防止のために開設された長浦消毒所(現横須賀市)が、1895年に現在の同区長浜に移転することに伴って建設された。

 感染の疑いがある上級の船客や船員向けの施設で、関東大震災翌年の1924年に改修。横浜最古級の洋風建築として知られる。上から見るとコの字形に見える木造平屋で、両突端の食堂と談話室には出窓が設けられている。

 1986年からは検疫資料館として活用され、検疫の歴史や検査器具などを展示。年1回程度一般公開されている。


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