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ICT活用、物流効率化 国交省が横浜港で試験運用

政治行政 神奈川新聞  2018年03月08日 11:42

横浜港でICTを活用した試験運用が報告された京浜港物流高度化推進協議会 =横浜市中区
横浜港でICTを活用した試験運用が報告された京浜港物流高度化推進協議会 =横浜市中区

 国土交通省関東地方整備局は7日、横浜港で情報通信技術(ICT)を活用したコンテナ物流の効率化に向けた試験運用を実施したと明らかにした。「事業者からおおむね好評だった」とし、今後は成果をとりまとめるとともに、同港で引き続き実験を重ね、東京港などでも行いたい考えだ。

 京浜港(東京港、横浜港、川崎港)の官民関係者でつくる「京浜港物流高度化推進協議会」(委員長・中田信哉神奈川大学名誉教授)の第18回会合で報告された。

 試験は1月29日から今月3日まで、国内最大級のコンテナターミナルである南本牧ふ頭(横浜市中区)で実施。ターミナルを運営する三菱倉庫と県トラック協会海上コンテナ部会が協力し、1日で最大26台のコンテナ車両を対象に搬出入時間の短縮を図った。

 ターミナルゲートで受け付け処理を行う際、従来はドライバーが貨物情報などをタッチパネルで入力しなければならなかった。試験ではドライバーが所持しているIC機能付き身分証明書「PS(ポートセキュリティ)カード」を活用し、読み取り機にかざすことで電子的に情報を読み取った。

 ターミナルに向かう道路には自動料金収受システム(ETC)機器を設置。コンテナ車両の位置情報をターミナル側に事前に伝えることで、到着時間に合わせて効率的な物流を行った。

 国交省の担当者によると、「事業者からは使いやすかったし、今後もやっていきたいと声が寄せられた」という。


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