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マラウイ初J選手が誕生 リンジェ「母国の誇りに」

スポーツ 神奈川新聞  2018年03月06日 02:00

マラウイ初のJリーガーになったYSCC・リンジェ(左)=横浜市中区
マラウイ初のJリーガーになったYSCC・リンジェ(左)=横浜市中区

 アフリカの小国・マラウイ出身でJ3YSCCに加入したMFジャブラニ・リンジェ=178センチ、66キロ=が5日、横浜市中区のクラブ事務所で入団会見を行った。「日本でサッカーができることが決まってとても幸せ。ベストを尽くしてマラウイのみんなの誇りに思ってもらいたい」と語る23歳は、同国初のJリーガーとして新風を吹き込むつもりだ。

 「日本のみなさま初めまして。好きな食べ物はジャパニーズカレーアンドライスです」。1万2千キロも離れた異国の地からやってきて約3週間。リンジェはたどたどしい日本語であいさつした。

 マラウイはアフリカ南東部に位置し、ザンビア、タンザニア、モザンビークに隣接する内陸の農業国。昨季まで所属したビィ・フォアード・ワンダラーズFCは、中古車の販売や輸出入を行うビィ・フォアード(本社・東京都調布市)が2015年からスポンサーとなり、昨年はアフリカの日系チームとして初の国内リーグ優勝を果たした。



 YSCCへの加入も、途上国で事業展開する同社の働きかけがきっかけ。昨年末の練習参加を経て、ことし1月のセレクションに合格し、晴れて入団にこぎ着けた。クラブの吉野次郎理事長は「アフリカの選手は僕らにとって未知数だったが、献身的なプレーをしていたし、真面目に取り組む姿にすごく新しい風を感じた」と加入の決め手を話す。


攻撃の起爆剤として期待が高まるリンジェ(YSCC提供)
攻撃の起爆剤として期待が高まるリンジェ(YSCC提供)


 14年から同国代表にも名を連ねる攻撃的MFは、J3で4年連続の2桁順位と低迷するチームの起爆剤として期待が高まる。「昨シーズンは国内チャンピオンになったので、ことしも変わらずチャンピオンを目指したい」と頼もしく決意表明した。


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