1. ホーム
  2. 話題
  3. 匠の技で木橋が復活 小田原城

匠の技で木橋が復活 小田原城

話題 神奈川新聞  2018年03月05日 02:00

架け替え工事が完了した住吉橋=小田原市城内
架け替え工事が完了した住吉橋=小田原市城内

 老朽化に伴い、架け替え工事が進められていた小田原城址公園(同市城内)内の木橋「住吉橋」が完成した。国選定の伝統技術を持つ地元の職人が中心となり、腕を振るった。正規登城ルートが約10カ月ぶりに“開通”する。

 馬出門から銅門、常盤木門を通る正規登城ルート上にある住吉橋は、長さ8・6メートル、幅3・6メートル。市制50周年の記念事業として、市が発掘調査の結果や絵図などを基に江戸時代にあったとされる住吉橋を復元し、1990年3月に完成させた。

 ただ、長年にわたって風雨を受けるなどして劣化が進行。往来する観光客らの安全を考慮し、市は昨年5月から通行止めにして工事をしてきた。

 完成した住吉橋は、地元の職人らが国選定の保存技術「建造物木工」を駆使し、アーチ状に反るなど特徴的な形状の木橋に仕上げた。設計・監理で生かした「建造物修理」とともに、二つの技術は国がユネスコに対して無形文化遺産に記載するよう提案する「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に含まれている。

 こうした職人の技に加えて、長寿命化を図るために床板に傾斜を付けて水はけをよくし、防腐・防蟻処理も施したという。

 市観光協会は開通を記念し、4日から3月中の土・日曜、祝日に、小田原城址公園内7カ所を巡るスタンプラリーイベント(午前10時~午後3時半)などを開く。同協会は「住吉橋をきっかけに、小田原の魅力を知り、リピーターになってもらえれば」と期待している。


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング

  1. 40代男性がはしかに感染 横浜

  2. 伊勢丹相模原店跡、複合ビル建設を検討 野村不と売買交渉

  3. ロマンスカー車内でわいせつな行為・小田急車掌を逮捕/神奈川

  4. 横須賀市内で5900軒停電

  5. 横浜高島屋が開店60周年 鳩サブレー缶など限定販売

  6. 動画 はっけよい…ぎゃー! 比々多神社で泣き相撲

  7. 稲村ケ崎海岸の沖合に女性遺体 鎌倉署が身元など捜査

  8. 閉店セール、開店前に行列も 伊勢丹相模原店

  9. 【写真特集】台風15号の被害状況

  10. 保育園埋設の放射性汚染土問題 横浜市が保護者に相談会