1. ホーム
  2. 経済
  3. 最新マンション事情(2) 低調 大手寡占で価格高騰

最新マンション事情(2) 低調 大手寡占で価格高騰

経済 神奈川新聞  2020年02月11日 17:30

首都圏のマンション販売価格は高止まりしている(写真はイメージ)
首都圏のマンション販売価格は高止まりしている(写真はイメージ)

 首都圏のマンション市況が振るわない。消費者の動きは鈍く、昨年の新築発売戸数は27年ぶりの低水準に沈んだ。その原因は、地価や建築コストの高騰による販売価格の高止まりにある。

 不動産経済研究所(東京都)によると、2019年に1都3県で分譲された1戸当たりの平均価格は5980万円。2年ぶりに上昇し、バブル期以来の6千万円台に迫った。

 1平方メートル単価は87万9千円と7年連続で上がった。デベロッパーは一室の面積を狭めることで販売価格を抑えているが、相場はもはや「高値安定」の様相を呈している。

 消費者は慎重な姿勢を崩さない。売れ行きの指標となる発売当月の契約率は62・6%にとどまった。好不調の分水嶺(れい)とされる70%を下回った状態が続く。

 物件選びの基準は厳しさを増す。最寄り駅からの徒歩分数は「10分でも勝負しづらくなってきた」(大手不動産会社営業担当)。近年は好立地の入札が少なく、競合相手にホテルが加わり取得は容易ではない。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする