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成年後見の総合窓口に 常設センター開設

社会 神奈川新聞  2018年03月01日 10:33

 神奈川県弁護士会は3月1日、常設機関として「成年後見センター みまもり」を同弁護士会内に新設する。弁護士の成年後見業務を検討している人の総合窓口として機能させる。希望に応じて相談に乗る弁護士も派遣し、判断能力が低下した高齢者や障害者の権利擁護につなげる。

 高齢化に伴い、成年後見制度の利用者は全国的に年々増加。かつては親族が後見人に就くことが多かったが、近年は弁護士や司法書士、社会福祉士などの第三者が後見人として選任されるケースが目立ち、2016年度は全体の7割超に達した。

 県内の第三者後見の内訳を見ると、他の士業に比べて弁護士が多い点が特徴。こうした傾向も踏まえ、制度の利用希望者が弁護士にアクセスしやすい環境を整備することが喫緊の課題になっていた。

 センターではまず電話で依頼を受け付け、居住地域や性別、個別事情を考慮して弁護士を紹介。弁護士は面談か電話で事案に即した助言を行う。この時の弁護士はあくまで相談担当で、どの弁護士に後見業務を任せるのかは相談に基づいて依頼者が決める。

 相談は、面談の場合が初回30分のみ無料、電話の場合が初回20分のみ無料。自宅や入所施設への出張相談にも有料で対応する。

 相談弁護士を仲介する一方、センターでは成年後見業務に対応する弁護士の育成にも努める。定期的に研修などを開き、スキルアップを図っていく。

 同弁護士会の延命政之会長は「弁護士会として、県民への責任をようやく果たせる思い。使い勝手の良い、安全・安心の成年後見を目指したい」と語った。センターの連絡先は電話045(211)7720。


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