川崎署は6日、現住建造物等放火未遂の疑いで、神奈川県出身で住所不定、自称会社員の男(32)を逮捕した。
逮捕容疑は、4日午前11時15分ごろ、川崎市川崎区砂子2丁目のホテル一室で、シーツ1枚に火を付けて建物を燃やそうとした、としている。容疑を認めているという。
署によると、同容疑者は前日からホテルに滞在。自室で火を付けたシーツをユニットバスに放置し、そのまま逃走した。従業員が消火したが、ユニットバスの扉や床の一部を焼いた。
署によると、同容疑者は5日夜、横浜市鶴見区内の交番に「金が無くて寒いので保護してほしい」と助けを求めた。ホテルの防犯カメラの画像などから関与を特定した。