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世界的EVレースを横浜へ 誘致に向けチーム発足

経済 神奈川新聞  2020年02月06日 19:13

レース仕様に改造されたジャガーのEVの前に並ぶレース関係者=6日午前、横浜市西区
レース仕様に改造されたジャガーのEVの前に並ぶレース関係者=6日午前、横浜市西区

 世界的な電気自動車(EV)のレースを横浜に誘致しようとチームが発足し6日、横浜市内で記者会見が行われた。チームはまず今月15日にメキシコで開催されるEVレースに参戦、将来的な誘致に向けて走りだす。代表の津山覚さんは「横浜の環境問題に対する姿勢を世界に向けて発信したい」と意気込みを語った。

 発足したのは「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」(チーム横浜チャレンジ)。EVを使った世界的なレーシングイベント「ePRIX」の横浜開催を目指す。このイベントでは、「EVのF1」ともされる世界シリーズ「フォーミュラE」も行われる。

 チームのコーディネーターには、伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合の渡辺洋三副理事長も名を連ね「地域で街を盛り上げたい」と話している。


青木拓磨さん
青木拓磨さん

 ePRIXは市街地で開催されることも特徴で、今年で6シーズン目。メルセデス・ベンツやBMW、ポルシェ、ジャガー、アウディといった世界の名だたる自動車メーカーが参戦し、日本メーカーでは日産自動車も出場している。

 チームがまず参戦するのは、ePRIXの中で行われる、同一車種を使うワンメークレース「JAGUARI─PACEeTROPHY」。英国の自動車メーカー「ジャガー」が市販しているEV「アイ・ペイス」を各チームが改造してタイムを競う。

 レースドライバーには、肢体障害のある青木拓磨さんが抜擢された。青木さんは二輪車で世界選手権にも出場したバイクレーサーだったが1998年にテストコースで転倒し脊髄を損傷した。この数年は四輪車でのレースに出場している。

 青木さんは「横浜での開催が実現できるように好成績を残したい」と抱負を語った。これまで世界的なレースでチームの監督をしたこともある津山さんは「騒音や排ガスのないePRIXは、地球温暖化対策をレースの世界からアピールすることもできる」と誘致に向け期待を込めた。


EVレースの誘致に向けて行われた記者会見=6日午前、横浜市西区
EVレースの誘致に向けて行われた記者会見=6日午前、横浜市西区

世界最高峰のEVレースの横浜誘致に向けて記者会見する津山覚さん(右)とレースドライバーの青木拓磨さん=6日午前、横浜市西区
世界最高峰のEVレースの横浜誘致に向けて記者会見する津山覚さん(右)とレースドライバーの青木拓磨さん=6日午前、横浜市西区

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