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県勢、開幕戦へ万全 Jリーグ

スポーツ 神奈川新聞  2018年02月24日 02:00

磐田との開幕戦に向けて調整する川崎の小林=川崎市麻生区の麻生グラウンド
磐田との開幕戦に向けて調整する川崎の小林=川崎市麻生区の麻生グラウンド

 明治安田J1を戦う川崎、横浜M、湘南の県勢3チームは23日、それぞれのホームグラウンドで調整し、今季の開幕戦に備えた。

 2季ぶりのJ1に挑む湘南は24日、ホームのShonanBMWスタジアム平塚でJ1初昇格の長崎と対戦する。昨季J1を初制覇し、連覇を狙う川崎と14年ぶりの優勝を目指す横浜Mの開幕戦は25日。川崎は昨年6位の磐田、横浜Mは同3位のC大阪と敵地で対戦する。

不安一掃へまず1勝「イメージ共有を」

川崎VS磐田



 公式戦3連敗と苦しむ昨季のJ1王者・川崎はリーグ開幕を勝利で飾り、悪いムードを一掃したい。「一番大事なのは頭の切り替え。みんな同じスタートラインなので思い切ってやりたい」と、鬼木監督は仕切り直しの重要性を説いた。

 23日の紅白戦では大久保がワントップに入って戦術を確認。13日の上海上港戦で負傷した中村も全てのメニューを消化した。10日の富士ゼロックス・スーパーカップを皮切りに3戦6失点と守備にほころびが出ているが、チーム最年長37歳のベテランが指摘したのは同3得点の攻撃面。「大事なのはイメージの共有。1本のパスをどうゴールに結びつけるか」と課題を挙げた。

 磐田は昨季リーグ最少30失点と守備が堅い。元日本代表・中村の左足という飛び道具もあるだけに、不用意なファウルは命取り。DFリーダーの谷口は「頭はクールに戦わないといけない」と言う。

 J1通算400試合出場にあと1と迫っている大久保は「勝てば、がらっと(雰囲気が)変わる。ようやく始まるという感じだし、本当に楽しみ」と気持ちを高ぶらせた。

14年ぶり制覇へ闘志「つなぐ攻撃、形に」

横浜MVSC大阪



 「どんなにいいプレーをしても、勝たなければ意味がない」。25日の開幕戦を前に、横浜Mのベテラン中町は結果へのこだわりを口にする。相手のC大阪には元日の天皇杯決勝で惜敗するなど、昨季の公式戦で4戦全敗。雪辱を期す選手の士気は高い。

 司令塔の天野も「絶えず攻撃を仕掛けてくる」と警戒。日本代表FW杉本を中心とした多彩な攻めを封じるためにも、「前線でハイプレスを仕掛けてボールを奪いたい」と反攻のイメージを膨らませている。


開幕戦に向けて調整する天野(右)ら=日産フィールド小机
開幕戦に向けて調整する天野(右)ら=日産フィールド小机

 23日の紅白戦では、最終ラインを押し上げて中盤からの素早いパス回しを意識した攻撃を確認。「ショートパスでつなぐ攻撃が形になってきた」と、今季就任のポステコグルー監督は手応えをつかむ。3トップ右で初の開幕スタメンが有力な3年目の遠藤も「積極的な縦の突破が求められる」と話すなど、戦術の理解度は高まっている。

 「自分たちの戦い方で勝って、自信を確信に変えたい」と中町。敵地での初戦を白星で飾り、14年ぶりのJ1制覇へ弾みをつけられるか。

昇格組対決、必勝期す「中盤の攻防が鍵」

湘南VS長崎



 いやが上にも緊張は高まる。湘南は試合前3日間の練習を非公開にし、周囲の雑音をシャットアウトした。「情報を全部出して正々堂々とやるのも、勝つ確率を高めていくのもわれわれのスタイル」とチョウ貴裁監督。同じ昇格組の長崎との開幕戦は絶対に落とせない。

 けがを抱える梅崎(前浦和)の復帰が遅れていることを除けば、調整は順調といっていい。「新しいメンバーはチームになじむのがすごく早かった。例年にないぐらい誰が(試合に)出るのか分からない雰囲気」と主将高山。チームの競争は激化している。


長崎との開幕戦に向けて調整する湘南の選手たち=BMWス
長崎との開幕戦に向けて調整する湘南の選手たち=BMWス

 日本代表でもプレーした高木琢也監督が率いる長崎はハードワークを身上とし、縦に速いサッカーを展開。5年目の菊地は「中盤のセカンドボールの攻防が鍵になる」と話す。

 7年目の指揮官が始動日から繰り返すのは「生きている」という意味の「ALIVE(アライブ)」という言葉。チョウ監督は「選手が生き生きとプレーすることに勝る戦術はない。このチームがどうなるかという楽しみしかない」と自信をうかがわせた。


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