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肥料はマグロ、土産物にも
家で育てる三浦野菜 女性デザイナーが「キット」開発

話題 神奈川新聞  2018年02月18日 15:42

自ら開発した「食彩GARDEN三浦やさい栽培キット」を手にする桑村さん =横須賀市小川町
自ら開発した「食彩GARDEN三浦やさい栽培キット」を手にする桑村さん =横須賀市小川町

 女性が開発に貢献した優れた商品やサービスを県が認定する「神奈川なでしこブランド2018」に、家庭で簡単に野菜作りが楽しめる「食彩GARDEN(ガーデン)三浦やさい栽培キット」が選ばれた。開発したのは三浦市在住のデザイナー、桑村(くわむら)宰知子(さちこ)さん。三崎マグロを使った有機肥料に野菜の種という“三浦らしさ”をたっぷり詰め込んだセットで、「三浦の新しいお土産に」と夢は膨らむ。

 桑村さんはITデザイン制作会社「合同会社オン・ザ・ハンモック」(横須賀市小川町)でポスターやチラシなどのデザインを手掛ける傍ら、三浦半島の食の魅力を広めようと、農家や漁師、飲食店などでつくる団体「三浦半島食彩ネットワーク」の事務局も務めている。

 「メンバーのつながりや特徴を生かし、三浦らしい新商品を開発できないか」と、「川島農園」(三浦市三崎町六合)と水産加工会社「三崎恵水産」(同町城ケ島)が考案した三崎マグロを使った肥料に着目。冷凍マグロを加工する際に出る「残りかす」をペレット化したもので、野菜の成長を促す窒素が多く、新芽が出るのも早いというメリットがあるという。

 「三浦ならではの肥料。もっと生活に身近な形で使えないか」と、これにパクチーやイタリアンパセリといった野菜の種を組み合わせ、「漁業」と「農業」という三浦の主軸産業をPRする商品を完成させた。パッケージにも三浦らしさを出すため、桑村さん自らが描いた大きなマグロのイラストをあしらい、お土産にできるようかわいらしいリボンも付けた。

 キットにはプランターと育て方ガイドも入り、「おいしい野菜を気軽に育て、料理して食べて欲しい」と桑村さん。毎月第3土曜に京急線・横須賀中央駅近くの「リドレ横須賀」前で開かれる「食彩マーケット」で販売予定。食彩ネットワークのオンラインショップでも購入でき、桑村さんは「今後は三浦半島の雑貨店でも販売したい」と話している。850円。


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