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「原点、知る機会に」 〝ハマ〟の庁舎、変遷たどる企画展

話題 | 神奈川新聞 | 2020年2月2日(日) 05:00

横浜市域の変遷を紹介する企画展=横浜市中区の横浜開港資料館
横浜市域の変遷を紹介する企画展=横浜市中区の横浜開港資料館

 開港直後から現在に至るまで「横浜」の行政庁舎や市街地の変遷をたどる企画展「町会所から市役所へ─古地図と古写真に見る横浜の歩み」が1日、横浜開港資料館(横浜市中区)で始まった。今年6月に同区本町に新市庁舎がオープンすることを記念したもので、貴重な資料を通じて横浜市域の歴史と触れ合える。4月19日まで。

 開港直後の横浜に設置された「町会所」と呼ばれる行政機関を、江戸時代の戸籍である「人別帳」などとともに紹介。海外との玄関口として発展していく様子を地図や絵画で解説する。

 1889(明治22)年の横浜市発足時の市街地の様子のほか、関東大震災による火災で焼損した2代目市庁舎や現在の7代目庁舎など歴代庁舎の写真も並び、市庁舎を中心とした時代の変化を伝えている。

 同資料館の西川武臣館長は「町会所や市役所周辺は常に都市発展の中心地だった。歴史を振り返り、横浜の原点を知る機会にしてもらえれば」と話した。

 金沢市から観光で訪れたという40代の女性会社員は「横浜の古い建築物に興味があった。当時の活気も伝わってきて、とても見応えがある」と満足げだった。

 入館料は一般200円、小中学生は100円。月曜休館。問い合わせは同資料館電話045(201)2100。

 
 

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