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台風余波、相模川で川筋変化 流れぬ水 田植え危機

社会 神奈川新聞  2018年02月13日 02:00

上流側から見た諏訪森下の中州(中央)。水は左側にだけ流れ、取水堰のある右側は大量の石に阻まれて流れていない
上流側から見た諏訪森下の中州(中央)。水は左側にだけ流れ、取水堰のある右側は大量の石に阻まれて流れていない

 2017年10月、各地に大きな被害をもたらした台風21号の影響で相模原市内の相模川の水の流れ(澪筋(みおすじ))が変わり、2カ所の取水堰(ぜき)で農業用水が取水できなくなっていることが分かった。このままでは市内の約55ヘクタールで米作りができなくなるため、同市と県央地域県政総合センターは、4月以降の田植えに間に合うよう取水口付近の土砂を取り除く工事を行う方針。


土砂阻み、堰で取水できず
シーズン前に工事「調整中」


 取水できなくなっているのは「清水下取水堰」(同市中央区田名)と「諏訪森下頭首工」(取水堰、同市緑区大島)。


たまり水はあるものの、左の取水口には水が流れ込まない状態の清水下取水堰=相模原市中央区田名
たまり水はあるものの、左の取水口には水が流れ込まない状態の清水下取水堰=相模原市中央区田名

 清水下取水堰は、相模川左岸に設けられているが、増水で川の流れが右岸側に寄り、大量の石などにさえぎられて左岸側に水が流れなくなった。同取水堰から水を取る相模原幹線用水路は望地河原(約18・2ヘクタール、同市中央区)と当麻(23・9ヘクタール、同市南区)の水田を潤す。用水路は冬場は水を流さず、通常は4月中~下旬から徐々に水を流すが、水が流れなければ米作りができない。同センター農地課では「田植えに間に合うよう、障害を取り除く工事を行うために調整中」と説明している。

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