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相模原市が希望者最多 夜間中学ニーズ調査

社会 神奈川新聞  2018年02月10日 02:00

相模原市役所
相模原市役所

 県教育委員会は9日、公立夜間中学校の新規設置に向けて、入学希望の需要を把握するために実施したニーズ調査の結果を公表した。既に開設している横浜、川崎の両政令市を除く、県内市町村の160人から入学希望の回答が寄せられた。居住市町村別では相模原市が最も多かった。

 調査は昨年12月25日から1カ月間、公共施設などに配架したアンケート用紙や外国語対応のメールサービスを通じて行った。個人名や国籍の記入はなく、年齢や居住市町村、希望する学習内容を回答した。

 集計した県子ども教育支援課によると、夜間中学で勉強したいと回答した160人の年齢構成は「16~19歳」41人が最多で、「20歳代」31人、「30歳代」24人が続いた。高齢層では「60歳代」19人、「70歳代」13人だった。

 設置場所選定の検討材料になる居住地は政令市の相模原市が54人、厚木市21人、座間市と愛川町10人、大和市8人、海老名市と綾瀬市、平塚市7人など、県央地域に集まっていた。

 外国籍の若者を含めて日本の中学校を卒業していない未修了者は76人で、全体のほぼ半数を占めた。不登校などで中学校は形式的に卒業したものの、学び直したいという既卒者が61人。現在中学生だが、夜間中学への転校を希望する学齢期生徒が6人いた。

 未修了者では「日本語を勉強したい」が最も多かった。既卒者は「国語、英語、数学、社会、日本語」の順で学習希望が多い。

 同課は「初めての調査だったが、潜在的な入学希望者はある程度つかめた。希望者が多い地域も分かったので、2018年度は地元教委と検討を進めて公立夜間中学校の設置場所を絞り込んでいきたい」と話している。


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