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休養とおしゃれ両立 ファッション性重視
ベネクス、女性用ルームウエア発売

経済 神奈川新聞  2018年02月08日 11:05

新商品をPRするベネクスの中村社長(右)=東京都内
新商品をPRするベネクスの中村社長(右)=東京都内

新商品をPRするベネクスの中村社長(右)=東京都内
新商品をPRするベネクスの中村社長(右)=東京都内

 「抗疲労・癒やしビジネス」市場の拡大が見込まれる中、疲労回復が期待できるというリカバリーウエアを手がけるベネクス(厚木市)は、初めて女性専用ルームウエアを発売する。従来のスポーツテイストとは異なり、ワンピースやチュニックなどファッション性の高い商品を投入する。休養時や外出時も着こなせるよう対応、ファンの拡大を狙う。

 リカバリーウエアは、プラチナなどの鉱物を練り込んだ独自開発の繊維を使用。鉱物が発する微弱な電磁波が、筋肉の緊張をほぐし、血流を促して疲労回復や安眠へ導くという。

 新商品のワンピースは春夏限定の半袖タイプ「スタンダードドライ ワンピース レディース」(1万6千円~)として、3月発売予定だ。ゆったりシルエットで全身をカバーする。ワンピースの長袖タイプ(1万7千円)と、ワンピースよりもリラックス感のあるデザインのチュニックの長袖タイプ「スタンダード ドライ チュニック レディース」(1万6千円)は8月発売。いずれも淡く優しい色合いで、5~6色展開する。

 リカバリーウエアは2009年発売。ノルディックスキー複合の平昌冬季五輪代表渡部暁斗選手が愛用しているほか、17~20年までドイツ水泳協会のオフィシャルサポーターとなるなど人気を集めている。価格は1着1万円前後。累計販売枚数は昨年、60万着を突破した。昨年の自社サイト内オンラインショップの購入者比率は、女性が53%となり、3年前と比べて13%も上がっている。

 リカバリーウエアは、大手スポーツメーカーや紳士服メーカーなどが参入。昨年は、睡眠不足が心身に悪影響を及ぼすとする「睡眠負債」という言葉も話題となった。東京五輪・パラリンピックの開催も迫り、スポーツブームや健康維持といった点でも注目を浴びそうで、20年の「抗疲労・癒やしビジネス」市場は12~16兆円とも予測されている。

 ベネクスは17年度の売上高を9億円と見込むが、20年度は2倍強の20億円まで引き上げる計画だ。女性専用商品のほか、ジャケットなどアウターの新シリーズも発売する。中村太一社長は「機能性の向上とデザイン性の向上を図り、ライフスタイルブランドとしての新たなステージへ完全移行していきたい」と話した。


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