神奈川を含む首都圏の流通・販売業者に福島県の農林水産物をPRするイベント「ふくしまプライド。食材博」が27日夜、東京都内で開かれ、田中和徳復興相(衆院10区)が風評払拭(ふっしょく)と特産品の魅力をアピールした。
田中氏はご当地の日本酒で乾杯し、生産者と交流。福島県内で実施したコメの放射性物質検査などを伝える復興庁作成の冊子も配布され、安全への取り組みが紹介された。
記者団には、「福島は海のものも山のものも、おいしい食材の宝庫だ」と強調。川崎や横須賀市内の業者も参加しており、「多くの神奈川県民の皆さんにも福島の応援をしてほしい」と呼び掛けた。
イベントは福島県の主催で、約250人の流通・販売業者が参加した。