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ハンター女子、丹沢を駆ける 「シカ巻き狩り」試行に同行

社会 神奈川新聞  2020年01月28日 10:00

「向こうへシカが逃げていった」と、撃ち漏らしたシカのことを仲間に説明する女性ハンター
「向こうへシカが逃げていった」と、撃ち漏らしたシカのことを仲間に説明する女性ハンター

 高齢化が進む狩猟の世界で女性の積極参入と活躍を促そうと、女性ハンターだけでチームを組み、シカを囲いながら追い立てる猟「巻き狩り」が西丹沢の山中で繰り広げられた。県猟友会の熊澤收会長(78)=愛川町=が呼び掛け、有志8人が参加。「女性だけの巻き狩りは、聞いたことがない」。熊澤会長も珍しいと強調する新たな試みは、野生鳥獣と向き合う山に新風を巻き起こすのか─。昨年12月中旬に行われた巻き狩りに同行した。

狩猟に女性が活躍、愛川町の有害鳥獣対策 ジビエ活用を

 丹沢湖に近い山北町世附の猟区。午前9時すぎ、撃ち手を務める女性6人が猟銃を肩に斜面を登った。道のない斜面を横切ったり、急な尾根筋をたどったりして上部へと歩を進めていった。時には急斜面に足を滑らせるメンバーもいたが、獲物に悟られることを警戒してか、大きな声を出さずに黙々とルートに復帰し、さらに上部を目指した。

 尾根の6地点には、撃ち手が陣取る「タツマ」が決められていた。熊澤会長と同会会員の田坂恵理子さん(35)=南足柄市=が事前に現地を歩き、目印の赤いテープを巻いておいたものだ。2時間ほどかけて6カ所のタツマを見つけ、それぞれのタツマに陣取った。その6人とは別に、さらに上流の斜面で1人が待ち構えている。

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