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JAXA相模原に新交流棟完成 はやぶさ、M-Vロケットも

話題 神奈川新聞  2018年02月04日 02:00

小惑星探査機はやぶさ2の実物大模型などが飾られた宇宙科学探査交流棟=相模原市中央区由野台
小惑星探査機はやぶさ2の実物大模型などが飾られた宇宙科学探査交流棟=相模原市中央区由野台

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパス(相模原市中央区由野台)に2日、小惑星探査機「はやぶさ」や、固体燃料のM-V(ミューファイブ)ロケットなどを展示した新施設「宇宙科学探査交流棟」が完成した。他の研究機関、大学、企業などとの交流を促す機能も持たせた。

 交流棟は平屋約千平方メートル。このうち約600平方メートルが展示スペースになっている。入り口近くで目に入るのが、M-Vロケットの先端部分。高さ約9メートルで、ロケット先端に積んだ衛星などを包む軽量なノーズフェアリングと呼ばれる外壁が半分外され、内部の固体燃料を包む炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などが手で触れられるよう工夫した。

 小惑星イトカワに到達して地球に帰還した小惑星探査機はやぶさの再突入カプセルの実物も展示された。地球に帰還する際に高熱で黒く焦げながら内部のカプセル本体を守ったヒートシールドなどが、高温にさらされた再突入時の様子を生々しく伝えている。

 はやぶさの後継機であるはやぶさ2の実物大模型も飾られた。はやぶさ2は2014年12月に打ち上げられ、今年夏に小惑星りゅうぐうに着陸して20年に帰還する予定という。

 「宇宙産業だけでなく、幅広い企業や大学などと交流を進め、宇宙探査の成果を幅広い産業のイノベーションにつなげることも交流棟の役割」とJAXA広報担当の大川拓也さん。交流棟の一部には最大80人ほどが座れる交流エリアも設けられ、JAXA職員と他の研究機関、企業、大学のメンバーらが情報交換しやすくなっている。

 交流棟は無料で見学できる。開館時間は午前10時~午後5時半(入館は午後5時15分まで)。原則月曜日と祝日の翌日が休館。問い合わせは電話042(759)8008。


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