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地域に定着10周年 川崎・しんゆり芸術祭

話題 神奈川新聞  2018年02月01日 02:00

川崎・しんゆり芸術祭をPRする(右から)劇団民芸の日色ともゑさん、実行委員長の佐藤忠男さん、ピアニストの国府弘子さん=川崎市役所
川崎・しんゆり芸術祭をPRする(右から)劇団民芸の日色ともゑさん、実行委員長の佐藤忠男さん、ピアニストの国府弘子さん=川崎市役所

 クラシック音楽やバレエ、演劇、能・狂言、落語など幅広いジャンルの芸術文化を川崎市北部から発信する「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」が今年10周年を迎え、2月1日からチケット販売を始める。実行委員長で映画評論家の佐藤忠男さんは「市民のための多種多様な演目がある芸術祭として定着した」と来場を呼び掛ける。

 芸術祭は4月21日から5月13日までの23日間、麻生区の小田急線新百合ケ丘駅周辺の会場を中心に開かれる。多摩、宮前区の会場を含め31演目40公演を予定。芸術系大学や劇団、文化施設が集中する土地柄を生かした催しで、市民らでつくる実行委員会が主催する。 2009年5月に開始。10年の節目に「次の10年を見据え若手芸術家を育てたい」(実行委)と新ファンドの設立に向け運用の在り方を検討する。芸術祭で無料の「未来づくりコンサート」を開催し寄付を募る。

 公演のオープニングは、藤原歌劇団によるロッシーニ作曲のオペラ「ラ・チェネレントラ」。能と狂言の人間国宝による競演「友枝昭世と山本東次郎の至芸」、美学者の柳宗悦をテーマにした劇団民芸「SOETSU~韓(から)くにの白い太陽」、東京交響楽団によるベートーベン交響曲第3番「英雄」、落語家の立川志の輔独演会など、多彩な演目が披露される。

 飲み物と軽食付きで公演を楽しめる「Music Bar」ではピアニストの国府弘子さん、サックス奏者の本田雅人さんらがクロスオーバーの名曲を演奏する。子ども向けの公演も用意されている。

 昨年の来場者は延べ約2万7500人。今回はアートボランティア170人超が、会場案内、受付、チラシのポスティング、ホームページ制作などで活躍する。

 公演の詳細は、アルテリッカしんゆり2018公式ホームページに掲載。問い合わせは、実行委事務局電話044(952)5024。チケット予約は、チケットセンター電話044(955)3100。


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