1. ホーム
  2. 話題
  3. 「150万の壁」主婦ら学ぶ 配偶者控除新制度の講座

「150万の壁」主婦ら学ぶ 配偶者控除新制度の講座

話題 神奈川新聞  2018年01月31日 16:17

配偶者控除の新制度を主婦らが学んだ講座=男女共同参画センター横浜北
配偶者控除の新制度を主婦らが学んだ講座=男女共同参画センター横浜北

 2018年から新制度に移行する配偶者控除について学ぶ講座「解説『150万の壁』」が30日、横浜市青葉区の男女共同参画センター横浜北で開かれた。定員を超える20人が受講し、新制度の要点や、夫の勤め先の配偶者手当の動向を確認する必要性、社会保険に加入する利点などを学んだ。

 キャリアコンサルタントで税理士の山崎悦子さんが講師を務めた。配偶者控除はこれまで、妻のパートなどの収入が103万円(給与所得38万円)以下の場合、夫の所得税を計算する際に38万円の配偶者控除が受けられ、所得税が減額された。18年からの新制度では“壁”となる額が収入150万円(同85万円)以下に引き上げられる一方、控除額は夫の所得で変わり、夫の年間所得が1千万円を超えると配偶者控除はゼロになると説明。また国の制度だけでなく、夫の給与明細もチェックし、「配偶者手当」や「家族手当」がある場合には、新制度で変更があるかどうかを確認する必要があるとした。

 加えて山崎さんは妻の収入が106万円以上の場合、勤務時間や月収、勤め先の規模などの一定条件を満たせばパートでも社会保険に加入できることを紹介。手取りが減るため「106万円の壁」ともいわれるが、山崎さんは加入を勧めた。社会保険に加入すると将来の年金額が増えることを利点に挙げ、「主婦も社会保険を味方にして、家計を強くしよう」と呼び掛けた。

 受講した市内の主婦(55)は「二つのパートを掛け持ちし、今年は年収150万円を超えそう。自分の働き方をしっかり見直したい」と話していた。

 同センターでは毎週日、火、木曜に「女性としごと応援デスク」として個別相談も行っている。問い合わせは同センター電話045(910)5700。


シェアする