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「口での食事大切に」 看護師が講座、介助実演も・伊勢原

社会 神奈川新聞  2018年01月30日 12:47

接触嚥下障害について解説する小山さん=伊勢原協同病院
接触嚥下障害について解説する小山さん=伊勢原協同病院

 誤嚥(ごえん)性肺炎と食事介助をテーマにした講座が29日、伊勢原市田中の伊勢原協同病院で開かれた。同病院看護師の小山珠美さん(61)が講師を務め、病気を引き起こす原因や予防法などを解説した。

 小山さんは医師や看護師らによるNPO法人「口から食べる幸せを守る会」の理事長。口から食べることの大切さを訴え、食べたり飲んだりする機能が低下する摂食嚥下(えんげ)障害への対処法を多くの人に伝えている。NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演するなど注目を集めている。

 講座には、自宅で介護をしている人や老人ホームなどに勤める人など40人が参加。小山さんは病気の予防のため、歯磨きや入れ歯の洗浄などの口腔(こうくう)ケアの重要性を強調した。また、「口から食べることで唾液が出る。唾液は口の中の細菌を減らし、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクを下げる」とし、介助する際のスプーンの使い方や食べさせる姿勢などを実演した。

 秦野市内の老人ホームに務める男性(43)は「口腔ケアの大切さを再認識した。明日からいっそう気を付けていきたい」と話していた。


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