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交通事故死早くも15人 新たな対策スタート 県内全署

社会 神奈川新聞  2018年01月30日 11:46

「月末・月初め6日間対策」で出動する白バイとパトカー=29日、緑署
「月末・月初め6日間対策」で出動する白バイとパトカー=29日、緑署

 年明けの県内で交通死亡事故が多発している。1月の交通事故死者数は28日時点で15人に上っており、県警交通総務課は「近年にないハイペース」と危機感を募らせる。29日には、県内全署で「月末・月初め6日間対策」をスタート。同課は「昨年、死亡事故が多かった期間に事故対策を集中させ、効果的な抑止につなげたい」としている。

 今年から新たに取り組む同対策は、昨年の事故が月末と月初めに多かったことから立案した。通勤・通学時の街角アドバイスや、第1、2交通機動隊の機動力を生かした集中取り締まりなどで死亡事故の抑止を目指す。

 初日の29日午前には、緑署の敷地内に整列した同署や第1交通機動隊に所属する白バイとパトカー計15台が一斉に出発。阿部篤署長の激励を受け、取り締まりをスタートした。

 同課によると、1カ月の交通事故死者数は昨年10月から今年1月にかけて15~19人で推移。4カ月連続で15人を超えるのは2013年10月~14年1月以来で、過去5年間の1月の平均死者数(14人)も上回っている。死亡した15人中11人が65歳以上の高齢者で、事故態様は自動車運転中1人、自動車同乗中2人、二輪車運転中2人、自転車2人、歩行者4人だった。

 同課の担当者は「死亡した15人のうち、7人は車両単独事故。天候が悪かったり、体調が思わしくなかったりする場合は運転を控えて」と注意を呼び掛けている。


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