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猫20匹飼い主緊急募集 多頭飼育崩壊で県が異例対応

社会 神奈川新聞  2018年01月26日 16:10

 猫の「多頭飼育崩壊」があったとして、県は25日、保護された猫の一時預かり希望者を募る会を緊急開催すると発表した。鎌倉市内で飼い主が死亡し、猫20匹が自宅に取り残されている。自治体が救済に乗りだす県内初の試みで、異例の対応という。

 県生活衛生課によると、昨年11月に鎌倉市を通じて相談が寄せられた。現在は亡くなった飼い主の知人が衛生面などに配慮して適正に世話をしているが、県や市、地元のボランティア団体などが協議したところ、「近く面倒を見切れなくなる可能性がある」と判断。例外的に所有権が整理されるまでの飼い主を探す方向で一致した。

 多頭飼育崩壊を巡っては、70匹を超す猫を放し飼いしたとして大和市の男性が動物愛護法違反(虐待)で書類送検されるなど、県内でも社会問題化している。中でも繁殖力の高い猫は昨年度126匹(4件)、本年度も44匹(2件)を保護。県は多頭飼育の届け出を義務化する方向で、県動物愛護条例の改正に向けた検討を進めている。

 一時預かり希望者を募る会は今月28日午前10時から午後2時まで、鎌倉市役所で開催する。適正飼育や所有権が放棄された場合の譲り受けなどが条件。問い合わせは、県動物保護センター電話0463(58)3411。


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