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市のプロモに平学写真部が参戦 魅力発信へ一役 平塚

話題 神奈川新聞  2020年01月19日 17:53

48枚の写真を貼り合わせた全長5メートルの大作の風景写真=平塚市
48枚の写真を貼り合わせた全長5メートルの大作の風景写真=平塚市

 市民が撮影した写真を使った平塚市のシティープロモーションに、平塚学園高校(同市高浜台)写真部の生徒たちも手を貸すことになった。平塚の魅力を伝える市主催の「#hiratsukagood 写真展」と初めて連携し、撮り下ろしの作品13点を展示する。目玉は手作業で作った全長5メートルの巨大パノラマ写真。高校生カメラマンたちは「高校生目線の若さや元気を感じてほしい」と呼び掛けている。

 目玉の写真は、湘南海岸の夕景を撮影した。波が打ち寄せる浜辺を男女が歩き、薄暮の空には富士山と湘南平のテレビ塔のシルエットが映る。「青春っぽさをイメージした写真を撮りたかった」と2年の工藤大和さん(17)。3度にわたり海岸に足を運び、一瞬をレンズに収めた。

 巨大パノラマ写真は同校写真部の伝統。2年で部長の須田ひかるさんは「校内で展示しても小さな写真だと足も止めてもらえないから、目を引く大きな写真を作るようになった」。

 学校のプリンターではA3サイズまでしか印刷できないため、分割した画像を手で貼り合わせる。つなぎ目が分からないようミリ単位で細かく調整するのが、先輩から後輩へと受け継がれる技だ。今回も48枚の写真をつなげ幅5メートル、高さ1メートルの大作に仕上げた。

 同市は2016年から写真共有アプリ「インスタグラム」で投稿した“インスタ映え”する写真を市のPRに活用している。これまで約5万件の投稿が集まり、年6回ほど市内で写真展も開いてきた。

 20~30代に照準を当てた定住促進策の一環だが、「より若い世代に浸透を図り、将来的な若年層の定住につなげたい」と市担当者。数々の写真コンクールで入賞実績もある同校写真部の腕を頼ることになった。

 引退した3年生も含め24人の小所帯。高校入学とともにカメラの世界に飛び込み、「思い出の一瞬を残せる」「いろいろな側面から写せるのが楽しい」と写真の魅力にはまった生徒たちも多い。

 市との連携企画が持ち上がった後、行列のできるタピオカ店や人気ラーメン店、昨年に「神馬」が奉納された平塚八幡宮などを訪ね歩いてシャッターを切った。須田さんは「遊び心もあって市のホームページには出ないような高校生らしい、青春を感じさせる写真を見てほしい」と呼び掛ける。

 写真展は「ららぽーと湘南平塚」(同市天沼)1階で、24日から2月11日まで開催。午前10時から午後9時まで。


作品名「カギ、無くなってる!?」(高麗山公園・テレビ塔)
作品名「カギ、無くなってる!?」(高麗山公園・テレビ塔)

作品名「3月デビュー! 皐月(さつき)です」(平塚八幡宮)
作品名「3月デビュー! 皐月(さつき)です」(平塚八幡宮)

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