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再び世界の扉を 競歩・松永大介

スポーツ 神奈川新聞  2020年01月19日 12:18

 元日の朝、東京・明治神宮外苑で行われた陸上の元旦競歩。男子20キロにリオデジャネイロ五輪7位の松永大介(富士通)が出場した。横浜高時代からとどまることなく世界の第一線を歩んできた逸材を、リオでの躍進の後に待っていたのは苦しみの日々だった。ことし初戦は7位に終わり、本調子にはまだ遠い。だが、勝負の年の始まりに、再び柔らかな光が差し込んだ。


競歩・松永大介
競歩・松永大介

 元日午前9時20分。五輪イヤーの幕開けを寿(ことほ)ぐ号砲が鳴った。新国立競技場を横目に歩く20キロ。学生や市民ウオーカーを引きはがし、1時間20分1秒の大会新記録で優勝したのは、東京五輪50キロ代表に内定している鈴木雄介(富士通)だった。

 遅れること3分58秒。前大会記録保持者としては物足りないタイムながら、フィニッシュした松永の顔には安堵(あんど)が浮かんだ。

 「日本選手権の標準突破で(周りから)こんなに喜ばれることはないですよ」

 五輪の代表選考会となる日本選手権20キロ競歩(2月・神戸市)に出場するためには1時間32分0秒以内の参加標準記録を突破しなければならない。大前提ともいうべきタイムすら持っていないのが、現状だった。

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