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〈時代の正体〉北綱島支援校「分校に」 横浜市教委が分教室案撤回

時代の正体 神奈川新聞  2018年01月16日 02:00

横浜市教育委員会が新たに「分校」案を示した保護者説明会=15日、北綱島特別支援学校
横浜市教育委員会が新たに「分校」案を示した保護者説明会=15日、北綱島特別支援学校

 【時代の正体取材班=成田 洋樹】横浜市立の肢体不自由特別支援学校再編整備の一環として市立北綱島特別支援学校(同市港北区)を2018年度末で閉校とする計画について、市教育委員会は15日、現在の教育環境水準を維持するとして市立上菅田特別支援学校(保土ケ谷区)の「分校」とする案を明らかにした。同校の「分教室」として存続させる案は撤回した。同校で開かれた保護者説明会で示した。

 閉校撤回を求めて分教室案にも反対してきた保護者からは「いまの学校とほとんど変わらないような分校にするなら、なぜこのまま残さないのか」との声が相次ぎ、新提案にも賛同の声は上がらなかった。一方、市教委は分校移行を盛り込んだ条例改正案を、19日に予定している教育委員会臨時会での審議を経て、31日開会予定の市会定例会に提案する方針。

 分教室は市条例に定めがない。保護者側は「市会の議決を経ずに市教委の一存で閉室とすることが可能」「北綱島は重度重複障害がある子が多く、体調急変時などに適切な判断ができる責任ある立場の校長が不可欠」などと問題視してきた。分校は市条例に基づく形の提案で、市教委はこの日、校長級の「准校長」を配置する考えも示した。

 市立特別支援学校再編計画は市教委が15年9月に公表した。五つある肢体不自由支援学校を増やさない前提で、19年度に左近山特別支援学校(仮称)=旭区=を新設。手狭な北綱島は増築ができないなどを理由に閉校し、別の支援学校に転校させるとしていた。

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