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発掘報告書68件未刊行 鎌倉市

政治行政 神奈川新聞  2018年01月13日 02:00

鎌倉市役所本庁舎=同市御成町
鎌倉市役所本庁舎=同市御成町

 鎌倉市内の住宅建て替え時などに行う埋蔵文化財の発掘調査の調査報告書68件が、未刊行のままになっていることが12日分かった。県のルールで原則3年以内に刊行することになっているが、調査を優先してきたため刊行作業が遅れているという。市は「好ましい状況ではない。早く解消する方策を取るべきだった」と説明。本年度から5年間で民間業者へ委託するなどして、全ての報告書を作成するとしている。

 発掘調査は、住宅の建て替えや新築を行う計画地が埋蔵文化財包蔵地に該当する際などに必要。個人住宅の場合、国と県からの補助金と市の負担で発掘調査、出土品の整理、報告書刊行まで行い、発掘作業終了の翌年度から原則3年以内に報告書を刊行する。報告書は図書館などで公開される。

 市文化財部によると、15年ほど前から調査件数が多い年が続き、最も多い2003年度は33件に上った。調査実施を優先したため、報告書作成のための分析や図化作業が追い付かなくなった。

 毎年10件前後は刊行しているものの、未刊行分は05~17年度計78件に積み上がっている。このうち「3年ルール」を過ぎているのは、若宮大路周辺遺跡や大倉幕府跡の一部など68件。17年度中に27件、残る51件を18~21年度に刊行する予定で、国と県からの補助金を含めた総事業費は約4億円に上る。


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