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トイレが語る生活史 民家園で企画展「うんことくらし」

話題 神奈川新聞  2020年01月14日 05:00

江戸時代のものとみられるし瓶やおまるが展示されている企画展=川崎市多摩区の日本民家園
江戸時代のものとみられるし瓶やおまるが展示されている企画展=川崎市多摩区の日本民家園

 トイレにスポットを当てた企画展「うんことくらし─便所から肥やしまで─」が日本民家園(川崎市多摩区)で開かれている。5月31日まで。

 江戸時代のものとみられる「し瓶」やおまるのほか、明治期に作られた絵柄が施された陶器製の大便器などトイレに関するものが数十点展示されている。また、高度経済成長期まで市内各地にみられた肥だめの様子などがパネルで紹介され、し尿がどう利用され、どう処理されてきたかを通して生活の一端を垣間見ることができる。

 さらに、わらや竹べら、イタドリの茎などのトイレットペーパーが登場する前にお尻を拭く用具なども並べられており、トイレに関しての歴史を知ることができる。来場した70代の男性は「自分の若い頃は新聞紙でお尻を拭いていた。懐かしい」と話していた。

 同園は「日頃は見ることのできない古民家のトイレも公開している。客用と家人用のトイレの違いなどを見比べてほしい」と来場を呼び掛けている。

 入園料は一般500円。2月11日、3月20日、4月29日、5月23日には職員による企画展示解説も行われる。問い合わせは、同園電話044(922)2181。


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