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廃材に命、地域交流を創出 横浜の3団体が活動紹介

経済 神奈川新聞  2020年01月11日 16:00

「資材店では手に入らない廃材は、ものづくりをするアーティストにとって魅力的」と話す男澤誠さん(中央)
「資材店では手に入らない廃材は、ものづくりをするアーティストにとって魅力的」と話す男澤誠さん(中央)

 横浜市の地域文化サポート事業ヨコハマアートサイトの一環として、イベント「地域の素材でうまれる・つながる」が9日、「高架下スタジオSite─D集会所」(同市中区)で開かれた。廃材をより価値の高いものに作り替える「アップサイクル」を通じて、地域住民や企業を結びつける活動に力を入れる3団体の代表が取り組みを紹介。市民ら約20人が熱心に耳を傾けた。

 同市都筑区で工業用ヒーターなどの製造を手掛ける男澤誠さん(51)は一般社団法人「横浜もの・まち・ひとづくり」の代表理事を務める。アーティストらに近隣の工場から廃材を提供するほか、端材を活用したものづくり体験教室を開催。「素材をきっかけに普段見えない世界をのぞいてほしい」と子ども向け工場見学会も行っていることなどを説明した。

 アーティストの杉山孝貴さん(38)は、子どもが利用できる廃材を用いたものづくりの拠点「黄金町BASE(ベース)」(同市中区)を京急線の高架下で展開しており、「地域民が交流する場を持つことは、子どもの見守りにもつながる」と強調。「アーティストネットワーク+コンパス」の田中清隆さん(60)は拠点とする同市金沢区の福浦地区ににぎわいをつくろうと、企業から廃材の提供を受け、作品をその企業の敷地内に展示する活動を語った。


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