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「江の島に名前を」 観光案内板資金が目標の2倍に

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年1月11日(土) 15:00

案内板が設置される予定の3カ所(藤沢市提供)
案内板が設置される予定の3カ所(藤沢市提供)

 今夏、東京五輪セーリング競技が開催される江の島に新たな観光案内板を整備するために藤沢市が活用したクラウドファンディング(CF)が、目標額100万円の2倍を上回る約216万円に達した。市はこれを原資として本年度内に島内3カ所の案内板を設置する。

 CFは昨年11月15日から同12月19日の間に1口につき1万円、8千円、5千円、3千円の4種類で実施。寄付者数が最も多かったのは案内板に名前が刻まれる1口1万円で、184人(寄付金額199万円)だった。

 案内板を設置する3カ所のうち、名前を刻む場所の一番人気は、江の島弁天橋付近(江の島側)で応募者数は96人。新江ノ島水族館付近51人、片瀬江の島観光案内所付近37人と続いた。

 「江の島に自分の名前を残したい」との申し出が予想を超えたことを踏まえ、市は東京五輪を契機とした観光活性化、レガシー(遺産)づくりに弾みをつけたい考えだ。

 
 

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