「地方創生」など地域活性化を目指し横浜銀行と関東学院大学が連携し取り組む新たな人材育成講座が2年目を迎えた。横須賀支店の行員らが同大法学部地域創生学科の学生のグループワークに参加。金融と学問の「金学連携」の一環で、経済のノウハウを伝えながら学生の発想や意識に触れ、互いに刺激を受けている。
連携の舞台はビジネスを通して社会問題の解決を目指す講座「ソーシャルビジネス論」。同学科目玉講座の一つで担当の木村乃(だい)准教授は「仕事のアイデアはさまざま出るが、それが世の中に存在しないものばかりなのに気付く。資金繰り、規制など実現を阻む壁を知り、立ち向かいながら真の知識を身に付けていく」と狙いを説明する。