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「地元米の酒」完成目前 大井町で休耕田活用

話題 神奈川新聞  2018年01月01日 02:00

井上酒造で行われた酒米「吟のさと」の洗米作業
井上酒造で行われた酒米「吟のさと」の洗米作業

 大井町高尾地区の休耕田を活用し、地元有志が栽培に取り組んできた酒米「吟のさと」を使った日本酒が、間もなく完成する。昨年12月下旬には井上酒造(同町上大井)で洗米されて発酵作業が始まり、1月下旬には完成する見通しだ。

 荒廃した棚田を活用して地元米による日本酒を造ろうと、2016年3月に地元農家有志が「高尾棚田保存会」を立ち上げ。昨年6月に約5千平方メートルの棚田で田植えをし、11月上旬に収穫された。

 秋の長雨と台風の影響により収穫作業の時期が遅くなり、当初の出荷予定より遅れたものの、関係者は出来栄えに自信を持つ。

 「たくさんデンプン質が含まれる米に育った。仕込み時期の寒さも安定しているので、いい酒ができそう」と同社の井上寛社長。「米のうま味が感じられる後味がすっきりとした酒に仕上げたい」としている。

 日本酒は1月20日ごろ完成し、同月下旬には発売される予定。 


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