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カナロコ・ランキング2017〈ニュース編〉Tシャツ炎症の衝撃

社会 神奈川新聞  2017年12月29日 16:20

2016年9月の大会で参加者に配布されたTシャツ=茅ケ崎署
2016年9月の大会で参加者に配布されたTシャツ=茅ケ崎署

 2017年、カナロコでよく読まれた記事をアクセス数などを基に紹介します。

 アクセス1位は、「茅ケ崎のTシャツ炎症問題 業過傷害の疑いで製造者書類送検」

 茅ケ崎市で16年9月に開かれたマリンスポーツ大会で配布されたTシャツを着た選手らがやけどのような症状が出た問題で、107人にけがを負わせたとして業務上過失傷害の疑いで製造者が書類送検されました。Tシャツに使用されていた薬剤に含まれる化合物などが原因で炎症が引き起こされました。Tシャツを着ただけで被害を受けるという衝撃的なニュースでした。関連記事は「Tシャツ問題被害者『命の危険感じた』」

 ことしも痛ましい事故が相次ぎ、「多重事故で2人死亡 東名、男女4人死傷」がアクセス上位に入りました。

 大井町の東名高速で6月、静岡市の夫婦が死亡し娘2人らが負傷した多重事故で、一家のワゴン車の進路をふさいで路上に停止させ事故を誘発したとして、県警は10月、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの疑いで福岡県の男(25)を逮捕。横浜地検は、より罰則が重い危険運転致死傷罪で起訴しました。

 異物混入などの影響で食べ残しの給食がずらりと並んだ写真が目を引いたのは、大磯町の中学校給食問題の記事「大磯町の中学給食が一時休止へ 弁当持参不満の声も」


残食率の高い大磯町の中学校給食。おかずを完食した生徒が1人だった日もあった(町立大磯、国府中学校PTA提供)
残食率の高い大磯町の中学校給食。おかずを完食した生徒が1人だった日もあった(町立大磯、国府中学校PTA提供)

 全国ニュースになり、共働きの家庭が増える中で給食問題への関心の高さをうかがわせました。関連記事「給食業者『反対派からのリークで騒ぎになった』大磯町、責任逃れ文書に委託先変更も検討」も読まれました。

 教育関連では、原発事故で横浜に避難した生徒へのいじめを巡る横浜市教育委員会の対応が後手に回り、教育長が謝罪したことを伝えた「横浜市教育長、原発いじめで謝罪『事実確認とらわれた』」も注目を集めました。


いじめを受けた男子生徒と保護者に謝罪する岡田教育長(左から2番目)ら=横浜市役所
いじめを受けた男子生徒と保護者に謝罪する岡田教育長(左から2番目)ら=横浜市役所

 16年7月に発生した相模原障害者施設殺傷事件から1年の節目には、逮捕・起訴された植松聖被告と本紙記者の間でやり取りされた手紙について取り上げた記事を公開しました。

 「『共生でなく寄生』植松被告が記した手紙」
関連記事は「植松被告から届いた『1枚の絵』」

 「意思疎通がとれない人間を安楽死させるべき」と記すなど、重度障害者の殺害を正当化する考えを持ち続けていることが明らかになりました。事件の風化が進む中、あの事件から何を教訓としてくみ取るべきなのか。共に生きる社会に向けて私たちのありようこそ問われています。

 明るい話題もありました。

 「笑顔すてきな『王子』眞子さま婚約内定の小室さん」


2010年7月、「湘南江の島 海の王子」に選ばれた小室圭さん=藤沢市
2010年7月、「湘南江の島 海の王子」に選ばれた小室圭さん=藤沢市

 眞子さまの婚約者の小室圭さんは学生時代、藤沢市の観光をPRする「海の王子」として活動していました。記事には、「王子」に選ばれて笑顔を見せる当時の写真を添えました。

 スポーツでは、横浜高校野球部の指揮官として一時代を築いた渡辺元智前監督からバトンを引き継いだ平田徹監督の下での戦いぶりに迫る6回連載の2回目「さて、横浜高校は変わったのか(2)『緻密さはなくなった』」がよく読まれました。


6回、2死一、二塁のピンチで正木を三振に打ち取りガッツポーズする横浜の藤平=横浜スタジアム
6回、2死一、二塁のピンチで正木を三振に打ち取りガッツポーズする横浜の藤平=横浜スタジアム

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