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障害児に家族写真を 衣装提供呼び掛けも 大和の支援施設 来年2月に撮影会

社会 神奈川新聞  2017年12月27日 14:52

 障害がある子どもたち向けの記念写真撮影イベントを、大和市内の支援施設が企画している。障害児の家族は、七五三などの行事や節目が来ても「子どもが大声を出したり暴れたりしないか心配」といった理由で写真撮影をためらうケースが多いといい、代表の小室浩さん(43)が一念発起。自主企画で資金が乏しく、撮影用衣装の無償提供を広く呼び掛けている。 

 施設は、発達障害や知的障害がある小学生ら約20人が利用する放課後等デイサービス「えっぐねすと」。子どもたちには「じっとしているのが苦手」「予想外の行動を取る」などの特性があり、保護者から「衣装の汚損が怖くて、レンタル利用を諦めた」「家族全員で撮った記念写真が一枚もない」などの悩みが小室さんの元に寄せられていた。

 小室さん自身も、自閉症がある親族の男児(10)と同居しているが、七五三の時期に「写真館に迷惑を掛けるかもしれない」と記念撮影を諦めた経験がある。「通い慣れている環境や、支援スタッフがいる状況なら、本人も家族も安心して思い出を残すことができるのでは」と考えたのがきっかけだ。

 募集しているのは、七五三の和服、入学式や卒業式のフォーマル服、女児用ドレスなど「一般の写真館にあるような衣料全般」で、使用感は問わない。施設利用者だけでなく、一般の障害児たちの参加も受け付けており、幼児から高校生までの着用を想定している。

 イベントは同施設を会場に来年2月17日の予定。小室さんは「ゼロからの企画。障害児やその家族たちの夢をかなえるため、ぜひ協力してほしい」と話している。

 衣装を提供できる場合、えっぐねすと(大和市上草柳8の29の12)に直接送付。問い合わせは同施設電話046(293)0007。


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