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掘りごたつで「新事業」でも

話題 神奈川新聞  2017年12月24日 12:24

掘りごたつでは利用者同士で会話も生まれやすいコワーキングスペース=川崎区日進町
掘りごたつでは利用者同士で会話も生まれやすいコワーキングスペース=川崎区日進町

 川崎市川崎区日進町の複合ビル「unico(ウニコ)」で、クリエーターや起業を目指す人向けのコワーキングスペース「創荘(そうそう)」がオープンした。登録メンバー(利用者)同士の交流が生まれやすいよう掘りごたつを中央に配置したユニークな空間に仕上げ、定期的にイベントも開催していく。

 川崎駅東口に近い同ビルは、元は築54年の食品包装材会社「ヨネヤマ」旧本社ビル。外観は残しつつ内装に木材を使ってリノベーションし、飲食店や工房が入居。創荘内も天井や壁は古いコンクリート壁のまま、木の内装で温かみを出した。

 運営を手掛けるのはサニーワンステップ(田村寛之社長)。2月に行われた市主催の「リノベーションまちづくり」を受講した3人で設立した会社で、自分たちも川崎駅周辺の老朽化物件の再生などの事業を目指している。

 面積約90平方メートルの室内には掘りごたつ8席、テーブル16席、カウンター10席を配置。料金は入会金1万2千円で、フリーメンバーのプランで月額1万2千円など。利用可能時間は午前8時半~午後10時。

 近隣の日進町は簡易宿泊所が並ぶエリアで、高度成長期は労働者の街として活況を呈したが、近年は高齢化、建物の老朽化が進む。

 市内でボランティアやイベント企画など多彩な活動を行う田村社長(38)は「ただのスペース貸しではなく、もし川崎の街を良くするプロジェクトで一緒に協力できれば、さまざまなサポートもしたい」と説明。「クリエーティブな人たちが集まる場になり、地域の活性化にもつながれば」と話している。

 利用者はまだ少ないものの、起業準備中の人や資格取得の会社員などさまざま。今年10月に勤め先を退職して独立したウェブデザイナーの西城さちさん(39)=横浜市神奈川区=は「パソコン1台で自宅でも仕事はできるけど、異業種、異分野の人たちとの輪を広げて自分を高めたかった。来年にも新事業を始めたい」と話していた。


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